要点

  • 過去最大の売却: ストラテジー社はBTC3588枚を売却し、その総額は約2億1600万ドルに達した。これは同社史上最大規模の売却となる。
  • 平均執行価格: 6月30日から7月5日にかけて2回に分けて実施されたこの取引は、ビットコイン1枚あたり平均60,773ドルで完了した。
  • 市場への影響: ビットコインは一時61,500ドルを割り込んだ後、64,200ドルまで回復し、週間で6%の上昇となった。

ストラテジー社、初の純売り越しを記録

ビットコイン専門の投資ビークルへと転換して以来、初めてストラテジー社(マイケル・セイラー氏率いる企業で、以前はマイクロストラテジーとして知られていた)が純売り越しの立場を記録した。SECへの提出書類によると、同社は6月30日までに1,363BTC、7月最初の5日間でさらに2,225BTCを売却し、合計3,588BTCを手放した。これにより保有総量は843,775BTCまで減少したが、これは同社が保有する暗号資産全体のわずか0.4%に相当する規模にとどまる。同社は依然として世界最大の企業向けビットコイン保有者の地位を維持している。



ストラテジー社、BTC3588枚を売却 史上初の純売り越し - Foto 1

売却の背景にある理由

ストラテジー社は今回の取引について、優先株式の配当義務を履行する必要性と、現在25億ドルを超えるドル建て準備金の再構築が目的であると説明した。この売却は最大12億5000万ドルまでの売却を認める、より広範なマネタイズ・プログラムの一環であり、暗号資産戦略の転換ではなく財務上の柔軟性を確保する手段として位置づけられている。



ストラテジー社、BTC3588枚を売却 史上初の純売り越し - Foto 2

市場の反応

この発表はビットコイン価格に即座の変動をもたらし、一時的に61,500ドルを下回った後、64,200ドルまで回復した。機関投資家にとって、ストラテジー社が準備金を柔軟に管理する能力を示したことは、将来的な強制売却への懸念を和らげる材料となった。ただし、同社が今後もこの方針を継続するかどうかは、引き続き注視が必要である。