要点
- 国内初の試験: 2026年7月6日、ロシア国内で初めて人間を乗せたドローンの飛行が記録された。
- 使用技術: 電動クアッドコプター「X SKY ONE V2」を使用。飛行時間20分、最高速度時速50km。運航は「Aurora-BAS」が担当。
- 2027年の展望: 同社は来年までに、乗客を乗せた完全自律飛行の実現を目指している。
サハリンでの試験飛行
サハリン島コルサコフ地区にあるドローンポート「Pushistyy」で、ロシア国内初となる有人ドローンの公式試験飛行が実施された。今回の運航は、航空会社「Avrora」のドローン部門である「Aurora-BAS」が、「Krylya Sakhalina」フォーラムの一環として行った。地域航空管制センターは、所定の手続きに従いこの飛行を記録した。

機体とパイロット
使用された機体は電動クアッドコプター「X SKY ONE V2」で、最長20分間、最高速度時速50kmでの運航が可能である。操縦を担当したのは、ウラジオストク出身で個人航空分野に従事するアレクセイ・スピンカ氏。同機体は有人操縦モードと完全自律モードの2つのモードを備えている。現行のロシア法規では無人モードでの乗客輸送が禁止されているため、今回の試験は手動操縦の形で実施された。

今後の展開
ヴァレリー・リマレンコ知事は、今回の実験を地域にとっての技術的な節目であると述べた。「Aurora-BAS」は独自の超軽量機体の開発を進めており、2027年までに乗客を乗せた完全自動飛行を実現することを目標として掲げている。
